農業分野でも「ものづくり補助金」って申請できるの?

【農業分野においても「ものづくり補助金」は申請できる!】

結論から言いますと第一次産業である農業分野でも「ものづくり補助金」は申請できます。

「ものづくり補助金」がどんな補助金か、どんな採択事例があるかわからない方も多いと思うのでそちらの方を説明していきます。

 

【そもそも「ものづくり補助金」って?】

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「ものづくり補助金」とは、「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」の略称です。

 

中小企業・小規模事業者等による生産性向上に資する「革新的サービス開発」「試作品開発」「生産方式の導入・改善」「新サービスの開発」「新たな提供方式の導入」を行うための設備投資を支援する補助金のことです。

 


補助金の上限金額は申請する枠にもよりますが、750万円〜3,000万円ととても大きな補助金になります。

 

そのため、申請件数も全体で4,653件(8次公募)と多くの事業者が申請しています。

 

基本的には・製造業・建設業・サービス業・小売業などの第二次・第三次産業が対象となりますが工夫次第では、第一次産業である農業でも申請することが可能です。

 

次に、農業分野における「ものづくり補助金」の採択事例をご紹介します。

 

【農業における「ものづくり補助金」採択事例】

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農業分野における採択事例は以下のとおりです。

 

・ドローン・ロボット田植機導入によるコロナ時代に適した農業生産プロセス構築

・旋盤機導入による十勝の農業者ニーズに沿った特殊部品加工への対応力強化

・日本初の農業分野に特化したドローン空撮利活用支援サービスの開発

・高精度汎用バンドソーの導入および生産体制の見直しによる農業機会用部品の増産体制構築

etc.

 

このように「革新的サービス開発」「試作品開発」「生産方式の導入・改善」「新サービスの開発」「新たな提供方式の導入」のいずれかを満たした事業計画が採択されています。

 

 

まとめ

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この記事では、農業分野の「ものづくり補助金」について説明してきました。

この記事を読んで気になる点やわからない点がある方は以下のメールアドレスにいつでもご連絡ください。

 

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